新型コロナに対する中和抗体を確認
厚労省・3都府県の抗体陽性者で
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新型コロナに対する中和抗体を確認
厚労省・3都府県の抗体陽性者で

厚生労働省は昨日(7月14日)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査陽性例から感染阻害機能を持つ中和抗体が確認されたと発表した。これは、今年6月に厚労省が発表した東京都、大阪府、宮城県におけるSARS-CoV-2抗体陽性例を対象に、国立感染症研究所が中和抗体価を測定した試験結果基づくもの。

1つの試薬のみ陽性では確認できず

厚労省は6月1~7日に東京都、大阪府、宮城県の3都府県から一般住民をランダムに抽出し、SARS-CoV-2抗体保有率調査に同意が得られた7,950人(それぞれ1,971人、2,970人、3,009人)を対象に抗体検査を実施した。より正確を期すため、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を承認したアボット社およびロシュ社の検査試薬の両者で陽性反応が確認された者を陽性と判定した。その結果、抗体保有率は東京都が0.10%(2例)、大阪府が0.17%(5例)、宮城県が0.003%(1例)だった(同月16日に発表)。

今回、厚労省が公表したのは、前記8例の検体を対象に、国立感染症研究所が行った中和抗体価測定試験の結果である。

それによると、両社の試薬でSARS-CoV-2抗体陽性となった8検体全てで中和抗体が確認された。一方、試薬のいずれかが陽性またはいずれも陰性、いずれかが閾値に近い値であった検体では感度が低く、中和抗体が確認できなかったという。

なお、中和抗体の持続期間やSARS-CoV-2再感染への防御機能については明らかにされていない。

引用元 : Medical Tribune 新型コロナに対する中和抗体を確認
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